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【07/25】匠陵講演会を開催しました。

2016.07.25

スタンフォード大・東大医科研の中内啓光先生を本学にお招きし、匠陵講演会を開催しました。
中内先生は再生医療の第一人者であり、多能性幹細胞を利用してヒト用の移植臓器の創出を目指して研究されています。

 

開催概要

日 時:平成28年7月25日(月)14時40分~16時10分

会 場:長岡技術科学大学・マルチメディアシステムセンター

講 師:スタンフォード大学 幹細胞生物学・再生医療研究所 教授

東京大学 医科学研究所 幹細胞治療研究センター・幹細胞治療分野 教授

中内 啓光 (なかうち ひろみつ)氏

 

演 題

ヒトの臓器を動物で作る:国境を跨いだ挑戦 

 

講演概要

臓器移植は臓器不全症に対する有効な治療法であるが、ドナー臓器の不足、免疫拒絶等、多くの問題を抱えている。近年、iPS細胞作製技術が確立され、患者由来の多能性幹細胞を容易に造り出すことが可能になった。

患者由来の幹細胞から腎臓や膵臓といった実質臓器を再生することができれば、移植医療に関連した多くの問題を解決することができる。しかしながら幹細胞から立体的な構造を持つ臓器を試験管内で作り出すことは難しい。

そこで我々は遺伝子改変により特定の臓器を欠損する動物個体内でiPS細胞由来の臓器を作出することを考えた。この方法は臓器発生の機構を理解するための新たな方法論を提供するとともに、将来的に異種動物個体内でヒトiPS細胞由来の臓器を再生するといった、全く新しい再生医療技術の開発に貢献するものと期待される。

 

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