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専攻学生が優秀ポスター発表賞(樋口雄大さん・政井研究室)

2016.07.30

生物統合工学専攻・博士後期課程1年生の樋口雄大さん(一関高専・物質化学工学科 出身)が、平成28年6月25日に新潟大学において開催された第57回新潟生化学懇話会において優秀ポスター発表賞を受賞しました。新潟生化学懇話会は、新潟大学、長岡技術科学大学、新潟薬科大学、日本歯科大学などの生化学に携わってきた研究者たちが集う、平成28年で57回目の開催となる伝統ある会であり、県内の生化学の発展に大きく貢献しております。

受賞の対象となった研究成果は「Sphingobium属細菌におけるリグニン・beta-アリールエーテル下流代謝系の解明」です。

樹木の主要成分である「リグニン」は様々な要素が含まれる複雑な化合物です。本研究は、リグニン中の50%を占める構成要素であるbeta-アリールエーテルに着目し、これを分解できるSphingobium sp. SYK-6株の代謝経路について解析したものです。これまで、SYK-6株のbeta-アリールエーテル代謝経路は、上流の経路は明らかとなっておりましたが、その後、一般的な芳香族代謝経路に合流するための下流経路についての情報はほとんどありませんでした。本発表では、下流経路がどのような化合物を経由するのか、そしてそこにどのような酵素遺伝子が関わるのかということを明らかにしました。本成果は、リグニンからの工業原料生産システムを開発するうえで重要な基盤情報として活用できると期待されます。

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関連リンク

微生物代謝工学研究室(政井研究室)

第57回新潟生化学懇話会