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上村直史 助教 LignoBiotech国際シンポジウム Best Poster Award 受賞

2016.07.05

上村直史 助教が、スペインのマドリッドで開催されたLignoBiotech Symposium  IVにおいてBest Poster Awardを受賞しました。LignoBiotech Symposiumは、循環型社会形成の鍵となる樹木を高度利用するためのバイオテクノロジーについて最新の研究動向を発表・議論することを目的とした国際学会です。受賞の対象となった研究発表は「Essential Aldehyde Dehydrogenases for Lignin Degradation in Sphingobium sp. Strain SYK-6(Sphingobium sp. SYK-6株のリグニン分解に必須なアルデヒドデヒドロゲナーゼ)」です。
人類が化石資源から脱却する上で最も現実的な代替資源候補は樹木です。しかし、現段階では樹木からの燃料や工業原料生産はコスト面で化石資源に負けており、実現には至っておりません。受賞対象となった発表は、樹木成分のうち未だ効果的な利用方法が確立されていないリグニンについて着目した内容です。リグニン由来芳香族化合物分解バクテリアであるSphingobium sp. Strain SYK-6から新規のリグニン代謝系アルデヒドデヒドロゲナーゼ遺伝子を発見し、その酵素機能を明らかにしました。本酵素をリグニンからの工業原料生産システムに組み込むことにより生産効率を飛躍的に高めることが期待され、シンポジウムで大きく注目を集めました。

Lignobiotech1 Lignobiotech2

 

関連リンク

微生物代謝工学研究室(政井研究室)

LignoBiotech IV Symposium