新着情報

【11/22】高校教員 先端科学技術活用講座を開催しました。

2017.12.05

本学では、新潟県内の高等学校理科教員を対象とした研修(先端科学技術活用講座・高等学校理科)を毎年開催しています。この研修は、本学の研究室で実際に先端的な科学技術に関する観察・実験・実習を体験していただき、高校教員の教材開発や指導力の向上を目的として、県教育センターと連携して実施しています。

H29年度は、「高校理科で理解する生体計測」というコース内容で生物機能工学専攻 内山尚志 助教 が講義実習を行ないました。本実習には県内の村上、栃尾、八海、柏崎高校の理科担当(生物2名、化学2名)教員が参加し、医療現場にある診断機器についてその原理が高校レベルの理科の知識で理解できるとの趣旨で講義を行い、一部実習も行ないました。

講義では、身近な診断機器として体温計を例にし、その原理を説明しました。基本原理は一般計測機器と変わりませんが、ヒトを対象とするため、1)より正確に、2)より速く、3)より安全に計測する点が異なります。また生体信号が電気信号の場合は電極を、電気以外の信号(温度や動き等)ではトランスデューサを使って電気信号に変換して計測する点を学んでいただきました。  その後は、代表的な診断機器(脳波計、サーモグラフィ、超音波画像診断装置、レントゲン、CT、MRI等15種)について、それぞれの信号発生機序、計測原理、データ処理について、高校理科の知識範囲で説明を行ないました。一部機器については、原理を理解するために高校理科の知識では不足する部分があるため、そのような場合は簡単なイメージ図等を用いることで理解度が向上できることを実体験して頂いた。実習では、生体計測の際にヒトが容易にアンテナになってしまい電子機器のデータの正確性を低下させるノイズを拾う事に加え、簡単な光電脈波形を組み、生体計測を体感して頂きました。

講義の参加者からは、今回の経験を生かし、高校での授業実験に組み込みたいとの意見が得られました。先端科学技術活用講座はH30年度も引き続き開催される予定です。

 

171122-1 171122-2 171122-3

 

開催概要

日  時:平成29年11月22日

講  師:生物機能工学専攻 内山 尚志 助教

コース:高校理科で理解する生体計測

概  要:病院にある検査機器は高度な技術が組み込まれていると思われがちですが、その基本原理は、高校の理科で十分理解できるものです。このコースでは、生体、計測の一般知識を説明し、簡単な機材と工夫で生 体計測を行います。

 

関連リンク

長岡技術科学大学・高大連携事業