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修士学生が第18回 糸状菌分子生物学コンファレンス 優秀ポスター賞 (北原 雪菜さん・小笠原研究室)  

2018.12.07

 生物機能工学専攻・修士課程1年生の北原 雪菜さん(生物資源工学研究室在籍,修士1年・新潟県立長岡高等学校・理数科出身)が,平成30年11月15日(木),16日(金)に長岡市にて開催された第18回 糸状菌分子生物学コンファレンスで優秀ポスター賞を受賞しました。

 糸状菌分子生物学研究会は、糸状菌の機能や生理、進化等について、日頃多様な側面から研究をしている研究者が一堂に会し、情報交換を行うことができる機会を提供することを目的に 2001 年に創立された研究会です。2013 年には若手研究者が自発的に「糸状菌分子生物学研究会若手の会」を設立し,産学官の若手研究者ネットワークを充実させています。さらに、糸状菌研究は産業に密接にかかわるため,関連企業からそれぞれの企業名を冠した新しい賞を設立する提案がなされ,2013 年から企業特別賞として表彰を行っています。

受賞研究題目

セルラーゼ高生産糸状菌Trichoderma reesei における推定トランセプターCrt1の局在解析

研究概要

 糸状菌Trichoderma reeseiはセルロースおよびその誘導体の存在に応答し,多量のセルラーゼを生産することからセルロース系バイオマスの糖化において重要な役割を担っています。この誘導的なセルラーゼの生産には,細胞外の可溶性誘導基質の細胞内への輸送が重要だと考えられています。そこで,当研究室では誘導基質の認識や輸送に関与する膜タンパク質に着目した研究を行っています。
 近年,T. reeseiにおいてセルラーゼ遺伝子と同調的に高発現し,セルラーゼ生産に必須とされるトランスポーターCrt1が見出されました。その後の研究によって,Crt1は誘導基質の菌体内への取り込みだけではなく,誘導基質の認識も行うトランセプターであると推測されています。本研究ではCrt1の機能解析により、T. reesei におけるセルロース認識機構の解明を目指しています。

北原

賞状(北原)

 

関連リンク

糸状菌分子生物学研究会

生物資源工学研究室(小笠原研究室)