就職・進学情報

卒業生のコメント

垂柳 ちえみ [内定先/日本ジェネリック株式会社]

自分の世界を広げるため、積極的な行動を。

人の命に関わる仕事がしたいと思っていたので、それが叶う医薬品や食品業界を受けました。高専で学んだ化学、大学で学んだ生物、その両方の知識があることをアピールしました。

製薬会社ということで、化学の知識がある点も評価されたのだと思います。就活ではなにより長期実務訓練での経験が役立ちました。他大学にはない本学の特徴なので、面接官が興味を持って話を聞いてくれました。工学は広い分野で活躍できますから、多くの企業説明会に行くことをお勧めします。

最初は興味がなかった企業に惹かれることもあるはずです。また、最後まで諦めないことも大切です。私は第一志望の企業の最終面接に落ちてしまいましたが、どうしても諦めきれず、失礼を承知でもう一度選考してもらえないかとお願いしました。そしてついに内定を頂くことができました。

大岡 久子 [現職/群馬工業高等専門学校 物質工学科 講師]

弘法筆を選ばず

中学時代の部活顧問から言われた言葉です。ラケットのせいにするな!コートのせいにするな!パートナーのせいにするな!『いいわけをするな!』という教えだったと思いますが、当時の私にその意味をどれくらい理解していたかは不明です。それでも今でもずっと心に残っている言葉であり、当時よりも重く受け止めることができていると思います。

もともとの意味は、能書家の弘法大師はどんな筆でも上手に字を書いたことから、本当の名人は道具や環境に左右されずに力を発揮することができるというもので、下手な人が道具や環境のせいにすることを戒めた言葉だそうです。

人生、上手くいかないこともたくさんある!それでも他人や環境のせいにしないで自分を振り返るべきだと感じます。そして自分の力を伸ばすのも発揮するのも自分次第だから、少しずつでも努力していくしかないと自分を戒めています。

といいつつも、『弘法にも筆の誤り』という言葉のように、失敗しない人なんていないということも念頭に置いて、失敗も認めつつ、日々精進していくしかないと思っています。

今 範昭 [現職/フクダ電子株式会社]

はじめまして、フクダ電子株式会社に就職した今範昭と申します。職種は、手術室や救急搬送で搬送される緊急性の高い初療室向けのシステム開発です。連日、機械、電気、ソフトウェアに触れ、医学的知見に基づく開発を行っています。元々医療機器に関する仕事がしたいと思ってこの学校の生物機能工学専攻への進学を決め、医療と工学を研究する先生の元で学生時代を過ごしました。

皆さんは生物と聞いてどのような事を連想するでしょうか。おそらく皆さんの中にはどのような勉強や研究をするのかわからず、生物の分野に足を踏み入れる事ができない方もいるかもしれません。確かに生物は非常に専門性が高く、業種によってはまったく使わない場合もあります。しかしそれゆえに、生物を知らずに社会へ出ると深く学べるチャンスはほぼないのではないかと私は思います。

私のおすすめは生物系の学問と同時に他の分野を融合させる勉強をすることです。これによって複数の分野を同時に学習する事ができます。私の研究では「医療」と「工学」を駆使した研究をしておりましたが、他の研究室でも材料や電気といった分野と融合した研究を行っております。

大学のコンセプトにもある通り、今後は1つの分野のスペシャリストよりも複数の分野について考え抜けるジェネラリストが求められてくると考えられています。時間のほとんどを学業に費やせる今のうちに、皆さんも生物について学んでみてはいかがでしょうか。