2024.09.09
2024.09.25
研究室に5名の学部生が加わりました。
2024.05.30
宮崎で開催された環境バイオテクノロジー学会で学生2名がポスター発表しました。
沖縄高専との共同研究も2件発表し、そのうち1件は優秀ポスター発表賞を獲得しました。
2024.03.25
東京で開催された農芸化学会で学生2名が口頭発表を行いました。
2024.04.01
ポスドクの儀武菜美子さんが特命助教として沖縄高専に異動しました。
2024.03.02
研究室に新メンバー(学部3年生)が2名加わりました。
2023.09.02
研究室のオープンハウスを実施しました。
2023.08.25
農芸化学会関東支部会にてM2の川極くんが優秀発表賞を受賞しました。
私たちは、これまで数多くの有用な化学物質を生み出し活用してきました。
しかし、それら化学物質を含む廃棄物が環境中へ流れ出た後、どうなっているでしょうか。
近年、マイクロプラスチックと呼ばれる人工物による海洋環境の汚染が非常に大きな問題となっています。
土壌や河川も含めて、環境汚染は地球規模で取り組むべき課題の一つとなっています。
私たちは、環境中の微生物を上手に使って、環境汚染を浄化したり廃棄物を削減することを目指して、環境汚染の原因となる化学物質を食べて生長する微生物を発見し、そのユニークな特徴を解き明かしています。
そして、効率的な環境浄化システムを作るために、その微生物の遺伝子や酵素、ゲノム構造の分子レベルでの解明に取り組んでいます。
天然ゴムは、タイヤやゴム手袋、カテーテルなど私たちの生活には欠かせない製品の原料として幅広く使われています。しかしそれらの廃棄物は焼却や埋め立てによって処理されており、廃棄コストや焼却時におけるCO2の排出が問題となっています。
私たちは、これまでに天然ゴムを分解するユニークな微生物を発見しました。最近では、天然ゴムが微生物の酵素によって、生分解性プラスチックの原料に変換できることが分かりました。
これは、天然資源(天然ゴム)が化石資源(プラスチック)の代わりとして利用できるようになることを意味します。
そうすることで、「処理方法が問題となっていた天然ゴム廃棄物の処理」「枯渇が危惧されるか世紀資源の利用抑制」の両方を解決できる可能性を秘めています。
環境中に存在する微生物の活用は、資源循環による持続可能な社会の形成に大きく貢献できると期待されています。
学外・国外からの大学院生(修士課程・博士課程)や、日本学術振興会特別研究員を受け入れています。
産学官の共同研究も積極的に推進しておりますので、当研究室にご興味ありましたらどうぞお気軽にご連絡ください。
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
長岡技術科学大学 生物棟4階454室
准教授 笠井 大輔 宛