セルラーゼの種類

   ●CBH (セロビオハイドロラーゼ)

   ●EG (エンドグルカナーゼ)

   ●BGL (β-グルコシダーゼ)

 

β−グルコシダーゼ(BGL)

 β−グルコシダーゼ(BGL)はセロビオースや配糖体のβ-結合を切断する酵素です。また,保持型触媒機構を持つBGLは糖転移活性を持つため,単糖同士あるいは単糖とアリル基またはアキル基間のグリコシド結合の形成を触媒します。
 GHファミリーによる分類では,BGLはGH1,3および9の3つのファミリーに分けられます。当研究室で扱っているセルラーゼ高生産菌T. reeseiは10種のBGL遺伝子を持ち,セルラーゼ誘導条件下で主として菌体外にBGL Iおよび菌体内にBGL II,Cel3Cの3種を生産することがわかっています。この3種のうちBGL IIがGH1,残りの2つがGH3に分類されます。
 GH1に属する酵素活性の種類は全部で16種類ありますが,ほとんどはβ-glucosidaseおよびβ-galactosidaseです。GH3に属する酵素活性の種類は7種あり,その大部分はβ-glucosidase,β-acetylhexosaminidaseおよびβ-xylosidaseです。このファミリーに属する酵素は,微生物では多様な糖質や複合基質の分解に関わっています。また植物では,細胞壁を再構成する役割があり,生命維持に重要であると考えられています。
 

GH1tree

 

GH3tree

 

 

 

 

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