2019.12.02
11月8日(金)、9日(土)に、本学は国際会議「The 4th International Conference on "Science of Technology Innovation”」(4th STI-Gigaku 2019)を開催しました。
STI-Gigakuは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、本学や高専、企業、自治体等が連携して実施した教育研究成果を発信・共有し、グローバルな社会課題を解決する方法について議論するため、本学学生が中心となって企画・運営する国際会議です。
基調講演では、Farukh Amil(ファルーク・アーミル)前パキスタン国連ジュネーブ常駐部大使の「国連とSDGs」と題する講演に引き続き、スイス連邦材料試験研究所のSebastien Vaucher(セバスチャン・ヴォーシェ)主任研究員、マレーシア日本国際工学院の原啓文准教授、長岡大学の村山光博学長から講演をいただきました。聴講者と講演者との間で活発な議論が行われ、優れた質問を行った4名には「Best Moderator Award」が贈られました。
また、ポスターセッションでは、SDGsの解決につながる活動や高専-長岡技科大共同研究の成果を、ターゲットとするSDGsの番号を示してポスター発表を行いました。発表者は冒頭に発表の概要について英語での90秒の口頭発表を行い、その後参加者間で盛んな議論が交わされました。優秀発表に対しては8件の「Best Poster Award by Sumitomo Riko Company Limited(住友理工賞)」と27件の「Best Poster Award」が贈られました。(受賞者の所属・氏名はこちらをご覧ください。)
本学は大盛況に終わった本国際会議を継続して開催し、大学・高専・企業等が連携してSDGs達成に向けた取組を推進してまいります。
4th STI-Gigaku 2019開催概要
Amil前パキスタン大使の基調講演
基調講演者の記念撮影
英語での90秒口頭発表
ポスターの説明を行う学生
参加者集合写真
優秀発表に対する住友理工賞の贈呈